2.24.2013

love song

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すてられたハートは銃の響きのよう 

あの人は夜のあいだに消えた 

なんて悲しい朝を迎えているの 

陽のあたる部屋にもう歌は聞こえない 


愛の歌しか歌わない女 

軋むベッドの上で写真にうもれて ねむっている 

醒めた身体で 


愛の歌しか歌えない女 彼女は歌う 

傷のない愛の歌

ふたりの愛は壊れはしないと思った




ねぇ
水曜日はあの時間に銀行へ行ったの
ひとつ隣の道をきみは歩いていたはず


ねぇ
金曜日の朝いつもより早くそこにいたの
きみは私のあたまの上をモノレールに乗って
出かけていったはず


いつもどこかで
いつかどこかで
すれちがっているんだよ

それほど私たちは近いところにいるの


嬉しくもあり
悲しくも怖くもある




ほんの三つき前は 指からめた交差点

今も横を歩く気がする



目の前が滲んだ黄昏

私を許さないで 憎んでも覚えてて



今は痛みだけが


それはなんて悲しい だってせいいっぱい愛した


あなたを愛した



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