彼方へ
愛してる
愛してる
薄情者な私の胸を
こうも絶えず締め付けるのは
あなただけだよ
私の終わりなんて怖くない
もしかしたら生まれ変わっても忘れない
一人きりが似合う私を
今日も逢えず泣かせるのは
あなただけだよ
愛してる
愛してる
それ以外は余談の域よ
愛してる
愛してるのは
あなただけだよ
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帰り道大きな声で歌った。行く道すがらも歌った。
合計で100回は歌っている。
はぁーーーーーーーーーーーーーー気持ち良い。
宇多田ヒカルが何かのインタビューで言っていた。
「日本語の切なさを伝えたい」と. . . . . . .
日本語の歌は
グッとくる。こゝろに沁みる。泣ける。
夏の終わりの夕暮れ。気づくと陽が沈む時間が早くなっていた。
豚の角煮と煮たまごを横尾忠則の髑髏大皿にのせて。
施設で作った茄子と胡瓜を糠に浸けて。椿の南部鉄器と開花堂の茶筒。
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